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もうちょっとでこのテンプレートが似合う季節がやってきます。テンプレート変更サボってる間に1年が・・
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プラハ国立歌劇場の来日公演“椿姫”を聴きに行きました。
今日のチケットは友人が共済割引チケットを抽選で当ててくれたおかげで
6500円も割安でした(これは大きい)。
演出はアルノー・ベルナールで
解説によると “ヴィオレッタ=娼婦”が強調されており
幕開けから事が終わった後衣服を整える場から入りました。
第1幕のパリのサロン、有名な乾杯の歌が歌われる華やかな場面でも
男性はすべて黒タキシードはわかるとしても
女性もすべて黒のドレス
ピカピカアクセサリーもほとんど見られません。
唯一ヴィオレッタのドレスとアルフレードのズボンが白
まるでヴィオレッタのドレスは死装束で
パーティーに集まった客は
葬式に列席する会衆のようです。
そして舞台に唯一ある舞台装置はまた白のソファーのみ
そういう演出のせいなのか
第1幕からど~んと重いものが胸の上に乗せられているような気分になります。

ヴィオレッタ役はノラ・アンセレム
この椿姫は最初から最後まで出ずっぱり、歌いっぱなし
きらびやかな華やかさと喜び、悲しみのどん底の両面を表現できる声が求められます。
アンセレムの美しいソプラノで歌われる悲しい旋律が心に響きます。
でもこのオペラの中で私が一番好きな曲は
ジェルモンの歌う“プロヴァンスの海と陸”です。
そして不思議に耳について離れないのがジプシーの娘たちの歌。

イタリアオペラのあとはイタリアレストランへ
“アルフレードは結核をうつされなかったのか?” 
“音楽は素晴らしいけど筋書きにしたら1行にしかならない内容やね”
“椿姫ではなくて娼婦という和訳だったらどうなっていたか?”
とかたわいない話をしながらご馳走を頂きました。



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