2010 08/09 ピアノのレッスン

前回のレッスンから２週間
ベートーベンのソナタ１２番全楽章の暗譜が間に合うかと思いながらも
１８ページは一日２ページずつ暗譜すれば余裕で間に合うと確信していました。
が・・
甘かったですね。
覚えたところからどんどん忘れていくのを計算に入れていませんでした。
いまだに健忘力は健在でますます力をつけて来ているようです。

よたよたしながら何とか最後まで弾きましたが
”音を思い出し大会”
”暗譜で弾かせてごめんなさいみたいな演奏”
と言われ
そのとおりなので反論の余地なし。

しかし暗譜にトライした分だけかなり弾きやすくなって来ました。
今日の駄目出し
和音の充実感が足りない。
ベートーベンなのでショパンのように上よりのバランスで弾かない。
すべて乗っかった音で響かせて。
ｓｆ、ｆの響き、まだ腕に無駄な力が入っていて開放できていない。
硬いｆにならず豊かに響くように。
クレッシェンドはもっと楽に自然に広がるように。
内声の扱い。
ハーモニーが味わえているか。
テンポが乱れる。
感動の押し付けにならない。
やりすぎない。
レガートに聞こえない。

課題は山積みですが
今日は久しぶりに音についての駄目出しが多かったようで
これからも美しい音求めてさまよってみます。

先生はこの曲で世界的に有名なＨ氏のレッスンを受けられるとのことで
かなり練習に力入っておられるようでした。
どんなレッスンなんでしょう？
小さくなってかばんの中に隠れて聞いてみたいですね。