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障害に負けずにピアノをがんばっているゆうきちゃん(11歳)が出演するコンサートに行ってきました。
コンサート前半はさまざまな障害を持ちながらもピアノを弾いておられる8人の方の演奏。
ゆうきちゃんはピンクのドレスで登場
知り合ったころはまだあどけない子供でしたが
6年生ともなるとさすがに大人びて来ました。
演奏も、障害のある左手も工夫して速く弾けるようになり
右手とのバランスもよく気持ちよく聴けました。
でもちょっとご機嫌悪そうで
“疲れてるん?”と聞くと
“眠たいねん”と
夜更しか早起きかと思ったら
”12時に寝て9時に起きた。9時間寝たら十分とか突っ込まんといて”と
突っ込むわ~。もう6年生やったら9時間で十分。
あとびっくりしたのは
先天性の難聴で全く音のない世界で生きてきたのにもかかわらず
ラ・カンパネラを素晴らしく弾いた20歳の青年。
この青年は
“ピアノの森”(漫画です)のカイ君のような美形で
髪も肩までと長く とってもおしゃれで、鹿児島からおっかけの方が来ておられました。
私も一緒に写真を撮ってもらいました。
会場にも障害を持たれた方が多く
休憩時間には出演者に握手を求めて列が出来ていました。
プログラム後半はプロの方の演奏
障害者ピアノ指導者研究会(http://ipd-piano.sakura.ne.jp/index.html)
の迫田会長も1曲披露されました。
ピアノパラリンピックは2005年に第1回が横浜で開かれました。
第2回は来年バンクーバーで予定されています。
財政的な支援が行政からは全く望めず
迫田会長は
“1人でも多くカナダに送り込みたい、寄付をよろしく”
と訴えておられましたが
確かにこういうプロジェクトに関しては大口寄付とか予算とか困難なようです。
私の勤めている職場のロビーでクリスマスコンサートが行われました。
昨年のコンサートが好評だったので
今年も同じメンバーで行うことにしました。
最初はミュージックベル“ハーモニー”の皆様の演奏
今年もたくさんの方が来て下さいました。
先日も別の病院で演奏され、
今日も夜はまた違う施設での演奏があるという
今売れっ子のグループです。
ミュージックベルの素敵な音を楽しめましたし
また去年と同じく聴衆参加コーナーで演奏に参加された方も楽しそうでした。
本当にありがとうございました。
次が12月にカーネギーホールと国連で演奏してきたゆうきちゃん(11歳)のピアノソロ
トゥーランドットから誰も寝てはならぬ と
ベートーベンのエリーゼのためにの2曲
誰も寝てはならぬは 荒川静香選手の金メダル以来知名度が一気にアップしました。あの華麗なスケーティングが目に浮かぶようでした。
そしてカーネギーホールと国連で演奏されたこの2曲を携えての凱旋演奏、ゆうきちゃん、体も演奏もひとまわり大きくなりました。
そして最後がE先生の尺八と私のピアノのデュオ
E先生の優しい人柄が良く出ていて私も弾きながらちょっと聴き入ってしまいました。
一応人前で弾くとなれば直前の1週間くらいはいつもはまじめに練習するんですが
ちょっと季節が悪く
今週は火曜と木曜が忘年会
どちらもちょっと飲みすぎて2次会には行かなかったものの
帰ってから練習できる状態ではありませんでした。
そういう事で
音はずしたり、とんでもない音弾いたりしましたが
そういうコンセプトのコンサートでもないし
と自分を慰めまあまあとの評価を下しました。
尺八のE先生は、去年バッハのバディネリをプログラムに入れ
本番で打ち合わせしていたテンポよりピアノが速くなり
死にそうになったので
今年はすべてゆったり系のプログラムになりました。
アルビノーニ オーボエ協奏曲2楽章
バッハ アリオーソ
バッハ シチリアーノ
バッハ=グノー アヴェマリア
サンサーンス 白鳥
ドボルジャーク ユモレスク
バッハ G線上のアリア
の7曲です。
E先生がユモレスク再現部の前で素晴らしいロングトーンで
笑いを取っておられました。
私も先生との協演は2度目なので前回より合わせるのは楽でした。
聴衆の方々に
“息ぴったりでしたね”
E先生に
“excellent !”
と言ってもらえたのがうれしかったです。
写真は昨日聞きにきてくれた友人が自ら作って持ってきてくれた
美しいプリザーブドのオブジェ
グランドピアノに入っています。
とっても気に入りました。ありがとう。
昨日たくさんの友人に聞いてもらえて
それだけでうれしかったのですが
それ以外にうれしかったこと。
水谷一郎先生の美しい作品を世に広める(なんて大げさな!)と言う目的を達成すべく
2曲をプログラムに入れたのですが
“いい曲ですね”
“可愛い曲ですね”
と言ってもらえただけでなく
弾いてみたいので楽譜をほしいと言われたこと。
うれしかったです~。
二人して名曲をぶち壊してない証拠ですもん!
ありがとうございました。
昨日は主役のOが打ち上げに来られないとの事情で宴会なしの予定でしたが
やっぱりO抜きでも行こうと急遽話がまとまって
車を家に置きに帰って
三宮でこじんまりと食べました。
O、近いうちに盛大に打ち上げしましょう。
日程、場所考えておいてね。
いよいよ本番の日を迎えました。
今日は諸般の事情で打ち上げの飲み会はなしとの事でしたので
車で出かけました。
天気も良くて会場についてびっくり
森林公園との名前のとおり
本当に森の中にコンサートホールがあるのです。
ステージの後ろは森、緑が美しいです。
そして遅い紅葉も始まっていてとてもきれい!
今日のコンサートは去年
ポリーニ様のコンサートでばったり再会した
中高時代の同級生Bさんが主催するものです。
たまたま声かけてもらってその場で出演が決まったのです。
と言うことで
中高時代の同級生も出演するし
数日前に完成した同級生のメーリングリストにも載せてもらったので
会場にも懐かしい顔がちらほら。
とてもアットホームな雰囲気でコンサートは始まりました。
最初はリコーダアンサンブル 7人の息がぴたっと合って気持ちの良いハーモニーを作っておられました。
そして次が私たちの連弾
もうここまで来たら怖いものなし
何度も笑いそうになるアクシデントを乗り越え
無事終了!
思い切り良く弾けました。
特にブラームスは今までの練習の中でも最速を記録するようなスピードで
駆け抜けました。
Oが心配していた天城越え(最初の音がはまらんと全部はずす)も
なかなかの勝率ではなかったかと思います。
友人の一人がドボルザークが良かったとメールくれました。
優しい友人に囲まれ幸せです。
一人でも合わせでも今日の5曲の中で一番練習したのが
このドボルザークスラブ舞曲op72-2
一番好きな曲もこの曲
スラブ地方の(行った事ないけど)曇った空が浮かぶような
なんとも言えない叙情をたたえた曲だと思います。
機会があればまた弾いてみたいです。
そして次が弦楽アンサンブル
ここだけはレベルが違っていました。
音大生と中学生のバイオリン
高校生のピアノで
バッハの2つのバイオリンのための協奏曲BWV1043
そして
何のことはないメロディーなのにぐっと心に迫ってくる
八重尾雄太作曲の希望の風
その次がピアノソロでスクリャービンの幻想曲op28
難曲を完璧に弾きこなしていました。
休憩後はミュージックベルの演奏から
元はと言えばBが所属しているこのミュージックベルアンサンブルの演奏を発表する場を作るためにこのコンサートを行うことになったので
Bをはじめメンバーの皆様には今日も大変お世話になりました。
ありがとうございました。
ミュージックベルの音は澄んでいて
森の雰囲気にぴったりです。
アレンジも素敵でした。
最後にヴォーカルアンサンブル
中高のコーラス部のOB7人でのアンサンブルで
ハモリがきれいでジャズ風の難しい和音もきれいに響いていました。
同級生も2人出演されていました。
バックの緑がほんとうにきれいです。
いろいろなジャンルの音楽が聴けて楽しい一日を過ごせました。
また私たちの演奏も思ったほどひどくなくてほっとしました。
Bさん、そしてミュージックベルのアンサンブルの皆様
ありがとうございました。
次回も誘ってください。