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西宮の芸文センターです。
今年のメインイベント
ず~っと楽しみにしていました。
テレビやFMやCDで聴くだけだったベルリンフィル
ついに生で聴く機会に恵まれました。
昨日からハイテンションになっておりました。
曲目はブラームスの1番、2番です。
指揮はもちろんサイモン・ラトル。
ブラームスの1番は私の大好きな曲
1楽章の出だしのユニゾンからもう別の世界に引き込まれました。
2楽章
安永氏のソロがこの世のものと思えないほど美しく
天上の音楽のようでした。
オーボエ、クラリネット、フルート、ホルン
それぞれが美しすぎて語れません。
3楽章
ここで音楽は天上からまたこの世に戻ってきて
4楽章
ホルンのテーマの後に出てくる
ベートーベンの第9に似ているというテーマ(これが大好きです)
生命賛歌、人間賛歌です。
ラトルの指揮は決して音量で圧倒することなく
暑苦しくない(笑)涼しげなものでした。
聴きながらなんともいえない暖かさで胸がいっぱいになりました。
休憩を挟んで
後半は2番
ブラームスの4曲の交響曲の中で一番演奏される機会が少ないかもしれません。
この曲はやはり終楽章が良かったです。
華やかで喜びにあふれていて美しくて。
今日は間違っても自分のピアノの音で今日の響きを帳消しにしたりせず
今日の美しい音だけを胸に眠りにつくことにします。
稲○町
人口3万人余りの小さな町ですが
とっても裕福な町で
立派なホールと立派なピアノ(スタインウェイD-274)を所有しています。
数年前ここで知人のお嬢さんのコンサートがあり、聞きに行きましたが
普段はあまり活用されていないようです。
来年2月8日に住民参加型ピアノコンサートがあり
子供(5分以内)50名、大人(10分以内)20名が参加可能です。
今日、ドキンちゃんが忙しい中ホールまで行って参加申込書を取ってきて下さいました(ドキンちゃんに感謝!)。
申し込み締め切りはあさって
本番まではあと2ヶ月余りですが
何を弾こうか迷っています。
迷っても抽選で落ちるかもしれないんですけれどね。
今練習しているシューマンのソナタ2番かリストのハンガリアンラプソディー6番かどちらかを考えているのですが間に合うのか不安です。
今日家に帰ってからそれ以外で弾けそうな曲を何曲か弾いてみましたがあまり気が進みません。
それで候補2曲を今日も少し練習してみましたが
間に合いそうでもあり、無さそうでもあり・・微妙
って感じです。
締め切りまで2日、もう少し悩んでみます。
1月に引き続き呼んで頂きました。
R大でのコンサートです。
前回と同様、今日も暖かい観客の皆様に恵まれて楽しく演奏することができました。
コンサートの始まりは大学の吹奏楽部有志のアンサンブル
前回も思いましたが
学生さんの演奏はまっすぐで そしてとてもフレッシュ
金管は華やかに、木管はしっとりと響きアンサンブルも美しい。
2部の最初はクラリネットアンサンブル
かなり高齢の方まで楽しそうに演奏されていました。
次に絵本朗読
平和についてというテーマの演奏会だったので
広島の原爆で家族をなくされた方のお話
あまりにも悲しくて自分の演奏が迫っていたので泣かないよう必死でした。
そしてプロのフルーティストの方の演奏
フルートの華麗で豊かな響きが会場に響きます。
その次が私達、尺八とピアノのデュオです。
曲目は
バッハ アダージオ
エルガー 愛の挨拶
エルガー 夜の歌
ドビュッシー 小さな羊飼い
日本古謡 今様
バッハ G線上のアリア
どんな演奏会でもそうですが最初は緊張します。
最初のバッハは和音も簡単で練習でも間違えたことなかったのに
いきなりとんでも和音を弾いてしまいました。
あちゃ~と思うまもなく音楽は進んでいき、あっという間に最後です。
アンコールはほとんどぶっつけ本番の
エルガーのバイオリンの為のエチュード1番
エルガーはバイオリン教師もしていたということで
この曲集はバイオリン初学者のために書かれていて
音も少なくハ長調のシンプルな曲ですが
メロディーも和音も美しいのです。
そして初見苦手な私はまたまたミスっていました。
今日はエルガー3曲ということで結構エルガーに力が入っていたのですが
アンケートでは今様の評判がとても良かったのです。
やっぱり和楽器ですから・・。
第3部はR大職員の方の演奏で
クラリネット、サックス、ピアノ、キーボード、ギター、パーカッションの大合奏で
にぎやかにコンサートを終了しました。
今日は“中内功の八月十五日展”の最中で
貴重な展示品を見せていただきました。
http://www.umds.ac.jp/cms/news/detail.php?id=1072
中内功氏は戦時中フィリピンで軍曹として指揮を執り
敵地への切り込み中に敵の手榴弾が炸裂
瀕死の重傷を負われたそうですが
出血多量で眠気が襲ってきたとき
“死ぬ前にもう一度すき焼きを腹いっぱい食べたい”と願い
その執念でこの世にとどまることができた、とのことです。
人間、やっぱり食欲は大切な部分。
食べることに貪欲な人は生命力も強いです。
そして楽しみの第2部打ち上げ
今日は職員の方のおいしい手料理で
ビール、ワインをたくさんいただきました。
お料理、とってもおいしかったです。
ワインもすっかり飲みすぎで
最後には誰彼なくハグしまくって帰ってきたような・・。
(少し記憶があいまい)
☆hachi☆さん、そしてR大の皆様
本当にありがとうございました。