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歌のレッスン
今日もコンコーネ50番から
このエチュードを練習するのは確か5~6回目
一番最初にこの曲を歌ったのは高校の音楽選択の授業でした。
あれから数年?
今回が一番難しく感じます。
9番と10番をレッスンしていただきましたが、
チェンジの出しにくい音程を息もれせずにちょうど良い息の量でしっかり支えて歌うことはとても難しいです。
イタリア歌曲は1曲は上がりました。
コンコーネと同じ問題がありチェンジのあたりの音程のまとまりがなくなってしまうと言うことです。
パーセルも1曲上がりました。
Ah! how pleasant'tis to loveという3拍子の曲でたったの16小節の曲なのですが
ずいぶん上がりまでかかりました。
メヌエットのリズムでという指定ですが
3拍子の感じが出せず音楽も流れないということで今日までかかってしまいました。
もう1曲の新曲は長くかかりそうですが劇的ですてきな曲です。
次回の宿題に
Music for a whileが出ました。これもとてもいい曲で楽しみです。
今日は、シューマン詩人の恋の最終回
第16曲の 昔のいいやな歌
まず歌詞に出てくる
ハイデルベルグの酒樽、12人の巨人、ケルンのドーム、強いクリストフ
などの解説をされました。
ドイツリートを理解するには
聖書は当然のことあとギリシャ神話や北欧の神話についても勉強しないといけないと言うことがよくわかります。
16曲には長い後奏がついているのですがこれがなぜ必要かについても解説が。
ドレミファソラシをラテン語でABCDと並べて当てはめると
MARIAはソドミレドとなりこのメロディーが後奏に使われています。
それがヒントですね。
余った時間で子供の情景の解説をされました。
面白かったのはトロイメライの1小節目
右手と左手の1の指がクロスするように書かれているのですが
これをクロスせずに弾いたらどうなるか
これを作曲家の学生相手に実験されたそうですが
学生さん皆さんちゃんとクロス、ノンクロスを聞き分けられたそうです。
ほんとかな~ってすぐ私は考えちゃう方なので
あした弾いて実験したいと思います。
今日はあまり忙しくない日なので一旦家に帰って練習してから行こうと考え
楽譜を持たずに仕事に行きましたが
いろいろあってダッシュで帰宅、すぐに出かける羽目に。
何を弾こうかと考えましたが
一番練習に時間のかかったベートーベンの32の変奏曲から弾きました。
32曲もあるとやはり1曲に時間をかけにくく
適当に弾いてきたことがばればれになってしまいました。
今日一番だめ出しが多かったのは“音の向き”について
下向きと上向きの音があって
上向きの音が必要な場所で下向きの音を出すと音楽がおかしくなる。
でも上向きの音もふわふわした音にならずに乗っからないとだめと。
イメージはわかったようでも音を出してみるとわからないところも。
第1,2変奏はノンレガートで弾くように言われていましたが、あまりの出来の悪さに次はレガートで弾いてきてと。それもペダルは使ってないように聞こえるようにと。
(踏みっぱなしだとやさしくなるのに)
第6変奏、裏の音も軽くならずにきちんと乗っける
第7変奏、中途半端に歌わずすさんだ感じでと
第10変奏 シンコペーションの4分音符はペダルを踏まないと次につなげて歌えない
第12変奏、やりすぎて失敗している。もっとシンプルに
第13,14変奏 左手1拍目、少し短めに押さない音で
第29変奏(苦手系) すべての音がま芯に当たった音がするように(特に左手)
第31変奏 7小節はpを保つ。その中で色を出す。
第32変奏、8小節からの左手の8分音符はちょうどで良い長さで(短すぎると軽くなりすぎ、長すぎると1拍目の余波で弾いている感じがしない)
33小節の左手の表は弾力のある音
37小節の右手1拍目以外は上向きの音で
47小節からのオクターブ、必ず1回ずつ音がま芯に当てた音で
重さが乗っていて、しかもとどまらない。
などなど書ききれませんが
とどめに
“暗譜で弾いてきてください”と
これはこたえました。
きょうはこれだけで時間がもうすでにかなりオーバー
あとの2曲は次回となりました。
ところで今日は石本左智子さんの命日
彼女はいっしんと呼ばれ皆に慕われていましたが
30代の若さで世を去りました。
http://item.rakuten.co.jp/book/1514004/
彼女の遺稿をまとめて編集した本です。
よろしかったらどうぞ読んでください。
外科医であった彼女が余命3ヶ月の告知を受け、
それからの一日一日を懸命に生きた様子が良く伝わって来ます。
彼女が亡くなる前1ヶ月間愛用していた腕時計をいただき
私は欠かさず身に着けています。
手術、抗がん剤治療をがんばり何とかもう一度仕事に戻りたい、
と願っていた彼女の遺志をついで
いっしん、あなたの時計は今日もしっかり働きましたよ。
音楽が好きだった彼女、今日のレッスンも一緒に行きました。
彼女が亡くなってもう12年
先日、お母様に電話を入れ久しぶりにいろいろお話しました。
29日にはお墓に行くとおっしゃっていました。
私もお墓にはご無沙汰しています。
でも、毎日時計をはめるたびにあなたのことを思い出します。
痛みや、しんどさや死の恐れと戦いながらも
やさしさや明るさを失わなかったいっしん。
またこの続きは折々に書いていきたいと思います。
久しぶりに歌のレッスンへ
(といってもサボっていたわけではなく超多忙な先生と私の日が合わなかっただけですが)
前回が12月だったので3ヶ月近く開いたことになります。
昨日も仕事を終えて7時からの神戸での研究会にダッシュで向かい(15分遅刻)
帰ってきてさあ練習と意気込むも
とりあえずとまずピアノ弾いてから、とのことで
深夜に練習(1回だけ通しで)
ただ前回のレッスンで丸がもらえた曲がなく譜読みはなし(しめしめ)
と今度もほとんど練習せずにレッスンへ。
あまり練習できてなくてもレッスンにいけるのが声楽のいいところです。
(ピアノではありえない)
去年私が伴奏を勤めたEちゃんは全く家で練習しないでレッスンに行くという(この情報はほんとらしい)。
とりあえずコンコーネ50番の7番から
この曲は高声用ではGdurで始まって途中で転調し
17小節目でまたGdurに戻りますが
その前の16小節の伴奏なしのメロディー Cis C AのC の音でGdurを感じておいて
17小節のGの音で帰ってきたことを意識した音作りをすると
曲が立体的に音楽的になるとのこと。(確かに無意識に歌いすぎ~)
続く8番は声が出た後の腹筋の使い方がまだ足りなくて棒になるところを指摘されました。それでも2曲ともあがり。
イタリア歌曲(変奏つきバージョン)は
2曲とも変奏が下手でまたまた持ち越し。
元歌を意識して歌ったつもりですがまだまだ精一杯歌ってるだけで
音楽に聞こえないとの理由で。
今日先生と話していてなるほどと思ったこと
歌は歌詞が付いているのでそれだけで表現しているつもりになりやすい。
歌詞なしの状態で歌ってみて音楽になっているかどうかを確認する作業が必要とのこと。
コンサートでもプログラムの歌詞や解説を最初に読まずに先入観なしに音楽を聞いて
まずどういうふうに感じるか
そしてそのあとから歌詞を読んで自分の感じ方と合うかどうかを考える。
そういう聞き方をするといろいろなことが見えてくるといったような内容でした。
パーセルの歌曲は
1曲あがり、1曲持ち越し
大好きな I attempt from Love's sickness
があがっちゃいました。次回は久しぶりに新曲です。
午後からとある会で
なんと小学校時代の塾の友人に○十年ぶりに再会
本当にびっくりしました。
いつものように美しい山を横目にレッスンに行ってきました。
今日はベートーベンの32の変奏曲から弾きました。
いよいよ終盤、28変奏から32変奏までを弾きました。
28変奏、現在の先生に変わってからすでに数年が経過しているので
最近はレッスンで言われるであろうことがある程度予想できるようになって来ました(考えもしなかったことを言われることも多々ありますが)。
この変奏では絶対言われるであろう事が2つありました。
右手は伸びやかに(伸びる音で)弾く。
左手はなにげに難しい、なにげに超絶技巧
(跳躍後の音が強くならない、跳躍でリズム乱れない)
と予想し練習したはずでした。
そしてだめ出しもそこから始まりました。
でも伸びやかに練習したつもりがまだまだでした。
せっかく予想して練習してきたのに(テストの山を当てたような気分なのに)
山が当たっても答え間違ったみたいな気分です。
左手、予想していなかった指使い
5121 5125 5125
と弾いていったのですが
5121 4121 4121
に直されました。
5で弾いた音が1小節伸びているような気持ちで弾くための指使いと教わりました。その方が1小節を一つと感じやすいということで。
29変奏
数日前までペダルつきで弾いていたのに
数日前にやっぱりない方がいいと考えペダルなしで弾きましたが
あったほうがいいと
エネルギーをもっと感じてとのこと
30変奏
音が少ない曲
思い切り歌いたいと思おうとテンポが遅れると指摘。
極力テンポは保つようにと
イ音がはっきりしているのでちゃんと感じて弾いたつもりですがもっと深くと。
31変奏
右手のリズム
上向きの音と下向きの音のことなど
32変奏
クレッシェンドは最初からやり過ぎない。
途中から重くならない。気楽な音にならない。
19小節からのイ音と解決の関係をもっとはっきりする。
スラーでつながっている音をすべて12で弾くと言う方法を教わりました。
これだと1で深く入り2で抜けるので。
ただ1で黒鍵を弾くところがあるので私は不得意です。
全体にちょっと安全運転のように聞こえ重すぎると言うことでした。
じゃあ次回は全曲弾いてきてください、と恐れていたいつかは来る日を迎えてしまいました。
次にラフマニノフ楽興の時4番を弾きました。
かなり練習したのに全然楽になりません(特に左手)。
弾いている方もしんどいし、聴く方も疲れてしまいそう。
最近ひそかに発表会の曲変えようかと思っています。
ラフマニノフに熱烈ラブコールを送ってるのに振り向いてくれないといった感じです。ラフ様、少しでもこっちを向いてって思います。
今日は左手の弾きかた中心にレッスンしてもらいました。
変えるなら早く決めた方がいいし、もう少しあがいてみたい気もするし複雑です。
今日はレッスン室で久しぶりにYさんにお会いしました。
少しですが彼女の演奏も聴いちゃいました。
お会いできてうれしかったですよ。