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もうちょっとでこのテンプレートが似合う季節がやってきます。テンプレート変更サボってる間に1年が・・
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  昨日、何気なくテレビをつけると日本の名峰という番組をやっていました。視聴者の投票で日本の名峰50が選ばれそれを紹介すると言う内容でした。われらが六甲山が50の中に入っていたのは とてもうれしく思いました。幼稚園のころから多分100回以上は登っただろう六甲山、ルートも豊富、それぞれの登山道から見える風景も、そして自然も美しい。夏山を目指すときにはまず春からこの山でトレーニングを開始します。最初はゆっくりとまず摩耶山か六甲山を、徐々にルートを延ばし仕上げは菊水、鍋蓋、天狗を経て摩耶山というルートを荷物を背負って登ります。
 一昨年大雪旭岳に登った時、山頂で一緒になったパーティに君たちどこから来たの?と聞かれ、兵庫県と答えると、いかにも関東から来たと言う感じの東京弁で “兵庫県?だめだな。名山ないじゃーん”と言われ かちーんと来て “六甲山というすばらしい山があるんですよ” と言ったのを覚えています。彼らにとって名山とは深田久弥さんの百名山のことだったのです。彼らは頂上を踏んだらもう意味はないとでも言うように 明日は羊蹄山を目指すと そそくさと来た道を下りて行かれました。私たちは層雲峡まで縦走したのですがその道のすばらしかったこと! ピストンでは味わえない感動が縦走にはあります。百名山がブームになってからこのパーティーのように百名山の頂上を踏むことだけを目標に登っているような登山者を多く見るようになりました。確かに百名山にはすばらしい山が多いと思います。しかしそれ以外にもいい山は多く、また縦走もピストンの数倍感動的であることを知っていただきたいと思います。
 北岳に登った時も多くの登山者は北岳で下りていかれますが、塩見岳までの縦走(ほんとに歩いている間に誰にも合わないほど人気がない)がとても楽しかったです。熊の平小屋も北岳肩の小屋と比べようないほどすいていて快適でした。縦走の楽しさはルートから見える風景の移り変わりでしょう。北岳の山頂から小さく帽子のように丸く見える塩見岳が歩くにつれて大きくなって行くのも当たり前だけれどわくわく感動します。

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