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もうちょっとでこのテンプレートが似合う季節がやってきます。テンプレート変更サボってる間に1年が・・
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カズオ・イシグロの新刊を見つけてしまいました。
船の中で読もうと買ってしまいました。
ほんの少しだけと読み始めたらもう止まりません。
この忙しいときに読み始めるべきではなかったのに・・・。
で、
読み終わりました。
カズオ・イシグロは長崎生まれですが5歳のとき父親の仕事の関係でイギリスに渡り 石黒一雄ではなく カズオ・イシグロとして執筆活動をされています。もちろん小説は英語で書かれ私は日本語訳を読んでいます。
ブッカー賞を受賞した“日の名残り”が有名で 私は“日の名残り”と “遠い山なみの光”を前に読みました。

“私を離さないで”を読み終えて
一言で言うと 悲しくて恐ろしい小説。
死ということを改めて考えさせられます。
キャシーという主人公が淡々と語っていきます。
想像上の話なのに非常に生き生きと描かれており
読み進むにつれてどんどん先が読みたくなり、
最後まで止められないのはこの作家の普通でない力量なんでしょう。
土屋政雄さんの翻訳もすばらしいです。
“日の名残り”を読んだときにも感じましたが
日本語というのは本当に美しい言語なんですね。
それを再認識させられる翻訳でした。
原書も読んでみたいです。

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知らなかった!

恥ずかしながらこの作家を知りませんでした。で、どのようなジャンルになるのでしょうか?悲しくて恐ろしい。。?
興味をそそられました。読んでみたい気がします。今度出版社を知らせてください。
生まれて初めてブログなるものに書き込みました。緊張します。

無題

オタケだよんさん
書き込みありがとうございます。
出版は早川書房ですがSFではありません。
純文学と考えます。
  • by aizankei
  • 2006/10/12(Thu)00:1457
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