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もうちょっとでこのテンプレートが似合う季節がやってきます。テンプレート変更サボってる間に1年が・・
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この船旅で最も美しかったものの一つが星空です。
今までいろいろな山小屋から星を見ました。
感動的な星の多さでしたが
船から見る星には負けました。

こんなに星があったんだ・・ 
と感動を通り越してあっけにとられました。
天の川が無数の星からできていることも再認識できました。

南十字星も何回も見ることができました。
さそり座も美しく天空高く見えました。
さそりの心臓の部分にはアンタレスという赤い星
星座音痴の私にもはっきりとわかりました。

そうそうさそりといえば
広州の自由市場で生きたさそりを売っていました。
もちろん食用として。
おいしいという話ですが、さすがに食べて見たいとは思いませんでした。


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今日は船で聞いた器楽曲ベスト3を
シューベルトピアノソナタイ長調D.664
ドヴォルザークピアノ5重奏曲イ長調作品81
モーツアルトのピアノコンチェルト9番と21番

それ以外には
ファジルサイのモーツアルトピアノソナタ
シフのバッハピアノ協奏曲集、フランス組曲など

シューベルトのピアノソナタは後期の恐ろしく長い曲も好きでいつか弾いてみたいですが
中期に好きな曲がたくさんあります。
特にD.664
前の先生のときにやめた方がいいと言われながらレッスンに持ってた記憶が・・。
特に3楽章が好きです。

ドヴォルザークのピアノ5重奏は美しいボヘミア的な旋律が心をくすぐる大好きな曲です。
特に3楽章が好きでこの曲はある会の余興で トライする候補に挙がって少しだけ練習したことがあります。またいつか弾いて見たいです。

モーツアルトは海の上、明るい光を感じながら聞くのに最適でした。
また大揺れの船の中で聞いてもわくわくして楽しめました。

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船に持って行ったアイポッド
今日は一番良く聞いた歌のアルバムからベスト3を
スミ・ジョーのPrayers
保田由子の見えないこども
井上陽水のゴールデンベスト

スミ・ジョーの澄んだ声は海の上で聞くのにぴったり
カッチーニアヴェマリア、モーツアルトのラウダーテ・ドミヌム、
グノーのサンクトゥス、ドニゼッティのマリアの祈り、
など好きな歌がいっぱい。

保田由子のアルバムは武満徹氏の歌曲を集めたもの
あの難解な曲を書く武満氏がこんな曲も書くのかとびっくりするようなアルバム
お気に入りは
○と△の歌(マルと三角の歌)
この曲は作詞も武満氏

地球ハマルイゼ

で始まり(中略)

空ハ青イ
海ハ深イ
地球ハマルイ
小サナ星ダゼ

と続きます。
メロディーも一回聴いたら覚えられそうなシンプルなものです。
でも、一回聞いたら忘れられなくなるメロディーです。
船の上で海を見ながらよく

空ハ青イ
海ハ深イ
地球ハマルイ
小サナ星ダゼ

と無意識に歌っていました。この歌は歌っても聞いても非常に元気になる歌です。

陽水はこれは世代がわかりますが
船で新しくお友達になった方もお好きだったので
繰り返し良く聞きました。
やっぱり歌うまい!

 

 

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 船の中で蔓延していた風邪、熱とのどの痛みで発症し、咳が長引くという典型的な風邪にかかってしまいました。30日間非常に元気で某副学長の“風邪引くやつは根性が足らん”発言にひそかに賛同しておりましたが、なんと船を降りて2日目、仕事の途中から熱が上がってきました。こんな熱くらい、と仕事を終え帰宅すると38.4℃まで上がっていました。
 3連休で救われた。余裕でもう大丈夫~と出勤したら今度は咳が止まらなくなり また熱が上がってきました。
 今日はもう熱はないのですがしつこい咳に悩まされています。

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 今日は15年前の大学洋上セミナーで知り合った医師山口圭介医師について書いて見たいと思います。今回2度目の大学洋上セミナーに参加することが決まったとき真っ先に思い出したのが彼のことです。
 彼は船会社に雇われた医師で、長崎出身、卒後東京の大学病院の救急センターで研修後一旦医師としての勉強を中断して目的に向かって努力中でした。“若い間にしかできないことを今の間にやっておきたい”と船医をしてお金を貯めながら体を鍛えていました。船の中のジムでもよくトレーニングに励んでいました。彼にはオーストラリアを自転車で一周するという計画があって私が会ったのはそれに向かって突き進んでいる時でした。その計画が成就したら旅行しながら帰国し医師としての第2のスタートを切る予定だと話していました。整形外科か外科の医局に入る予定と話す彼に何回か相談に乗ったこともありました。
 うちには彼から来た手紙が2通前回大学洋上セミナーのアルバムと一緒に保管してあります。1通目は91.10.5に投函されていて 10月1日にブリスベンに到着したという報告と2-3ヵ月後に予定通り自転車で旅に出ますということが書いてありました。2通目は92.9.3に投函された手紙でオーストラリア大陸自転車で1周の成功を知らせるものでした。地元の新聞に掲載されたのでそのコピーも送ってくれました。その新聞によりますと2月1日から8月30日まで14000kmの旅だったと書かれています。オーストラリア大陸は内地はほとんど砂漠で彼も手紙で“日本では考えられないような経験も数々ありましたが、全くの素人ながら最後まで諦めさえしなければどうにかなるものだと今は正直言ってほっとしてます”と書いて来られました。彼からの手紙が来てまもなくオリエントビーナス(前回乗船した船)で一周年の同窓会がありそのとき皆で彼の快挙を喜び彼の力を称えました。
 悲しい知らせは彼からではありませんでした。新聞記事で彼が飛行機事故で亡くなったのを知ったのはその数ヵ月後だったと思います。鍛え上げられた肉体も飛行機事故には勝てず、悔しい思いをしました。ご冥福をお祈りしいたします。

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