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昨年の大学洋上セミナーの同窓会
一番お世話になった生活部からお誘いが
しかも会場が今の職場から10分くらいの焼き鳥屋と言うことで
是非にと参加させてもらいました。
もうすぐ乗船してから1年が経過しますが
皆がそろっている光景を見ますと昨日のことのように思われます。
今日集まったメンバーは県の職員と大学の職員ですが
船を下りないと大きな声言えなかったことが言えることは良かったです。
皆大体同じようなこと考えてたことがわかりました。
大学の職員から気になっていた学生の近況なども聞きましたが
予想通り大学を去っていく学生もいたそうです。
今日面白かったこと
K大職員のOさんは
笑顔がかわいい女性で学生に大人気でしたが
いつも嫌がらずに学生の相談に乗ってあげ
笑顔で応対していた姿が印象的でした。
でも・・
今日明らかになった彼女の実態は(自身の告白による)
ほとんど真剣に聞いていない、右から左へ受け流すだけ、
なるほど!
だから深刻にならずに笑顔が消えなかったのか!!
学生の相談も深みに入ると
どろどろの沼に入り込み抜けられなくなるため
私はイントロだけしてすぐにカウンセラーに任せていましたが
カウンセラーの予約があふれている時には
代打で少し相談に乗りました。
あまりに重い内容の時には
こちらまでつらくなりますが
Oさんは全然しんどくなかったそうです。
ほんと
聞いてみるまで想像もできないことってありますね。
このままでは太ってしまう。
と乗船してすぐに思いました。
高カロリーの食事、高カロリーのおやつ、そして夜遅くまで働いていると
なんと夜食まで出るのです!
まず心がけたこと
エレベーターに乗らない。
これは結構の運動量 居室は6階、仕事場は1階。
エレベーターに乗らないのにはもう一つわけがありました。
少しの揺れを感知してとまるエレベーターが
こんなに大揺れの船内でとまらないのはなぜ!!
(いつ止まっても不思議じゃないほど揺れているのに)
エレベーターには何度までの揺れはOKてな事が書いてありますが
本当に大丈夫なんでしょうかと不安でした。
それ以外にも理由が・・
実はあまりエレベーターが好きでない。トラウマがあります。
原因を作ったのは
私が就職したときの先輩というか
いろいろと仕事を教えてくださった方なんですが
その方と一緒にエレベーターに乗ると必ずというほど
“エレベーターの止め方知ってるか?”
と聞くなり止めるのです(階じゃないところで!)。
止め方というのは二つあり
一つは体を大きくゆすって非常停止装置を働かせて止める。
そしてもう一つは 動いているエレベーターのドアを中からこじあけて止める(これも非常停止装置が働くんですね)。
ということで
よく階と階の途中で止まり非常に怖い思いをしました。
段差が50cmもあるところを籠から這うように出てきたことが何度もありました。
先輩、今でもそんなことして遊んでいるのではないでしょうね?
実は今日その先輩に会うので昔のことを思い出し書いてしまいました。
あと船内では
ジムで数回エアロバイク漕ぎをし
卓球を2回ほど
プール(小さい)で少し泳ぎ
デッキをランニング (これも数回)
まあ消費カロリーとしては摂取カロリーを大きく下回ったことは結果を見るまでもなく明らかでした。
船内のピアノは残念ながら非常に音の狂ったグランドが1台、あとクラビノーバが1台のみ。どちらも講義に使う部屋にありほとんど弾けませんでした。それでも数回弾くチャンスがありました。
ある日、近くの居室から何かフルートのような音色が・・。
耳を澄ますとフルートとはちょっと違う?
リコーダーでもないしバロックフルート?
何だろう?
そのなぞはすぐ解けました。
英語教師のE先生の吹く尺八だったのです。
E先生はイギリス人ですがもう日本に来られて10年以上
尺八暦も10年以上で師範の免状も持っておられます。
母国では音楽の教師をされていたのでクラッシック音楽にも精通されています。
先生は尺八でクラッシック音楽を演奏され私が漏れ聞いたのはその音だったのです。
楽譜をたくさんお持ちだったので
グノーのアヴェマリア
バッハ アリオーソ
バッハ シチリアーノ
ヘンデル オンブラマイフ など
ピアノと合せました。
私が持っていた今度伴奏するモーツアルトのオペラアリアも初見で楽々吹かれました。さすが!
横でKJ大の体育の先生が曲に合せて踊ってくださり思いがけず面白いコラボになりました。
今日は船旅の大敵、船酔いについて書いて見たいと思います。
ちょうど洋上セミナーの時期は台風の季節と重なり何回は大揺れを経験することとなります。
前回の旅でも台風を経験し自分があまり船酔いしないことを自覚していましたので私は余裕を持って臨めましたが
船酔いのひどい人にとっては船旅はどこにも逃れることのできない地獄のようなものでしょう。
幸い今回は台風の進路にもろにぶつかることはなかったのですが
それでも何回かは大揺れに見舞われました。
部屋の机の上のものが滑り落ち
引き出しも開いただけでなく床に引き出しごと何回も落下しました。
たかが船酔いでも症状が重くなると何も口にすることができないため
点滴治療を必要とするような場合もあります。
しかしほとんどの場合 人間の体はゆれにも順応して次第に症状は軽くなります。
全く船酔いを経験せずに揺れを楽しんでいる学生も多くいました。
船が波に持ち上げられ落ちるときには
ジェットコースターのトップから落ちるような感覚で重力が軽くなるため
この瞬間に飛ぶと高く飛べると遊んでいました。
船酔いの地獄の苦しみを味わう人と
揺れを楽しんじゃう人
この個人差は何から生まれるのでしょうか?
研究して見たら面白いかもしれません。