もうちょっとでこのテンプレートが似合う季節がやってきます。テンプレート変更サボってる間に1年が・・
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帰国の前日、お世話をしてくださった駐在員の方と昼食を御一緒しました。
その方はもう10年以上も毎年夏の間限定でザルツに駐在しているとのこと。
実は私たちが聴いたフィガロは
スザンナ役のダムラウが急病で代役が立ったのですがそんな話から代役の話となり
1.今をときめくネトレプコが数年前ペルゴレージの宗教曲のソロを喉頭炎のためドタキャンした。翌日とそのさらに3日後にの公演を一挙にキャンセルしたことで,協会はお冠だったとか。その時の代役がシェーファーでそれがまた好演で話題になったこと。
2.やはり数年前のオペラ公演、テナーが当日のドタキャンになり、歌手は歌は歌えても複雑な振りが急にはできずに演出家が舞台の上で演技し、歌手は舞台袖で歌ったとか。
夏とはいえかなり涼しく温度差も激しいので体調を崩しいやすいと考えられます。
歌手だって人間ですから当然体調のよくないこともあるでしょう。そして代役のチャンスを生かしてのし上がっていく場合もあるでしょうし、うまくいかない場合もあるでしょう。プロとはいえ代役は大変なことと思います。
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あっという間に気が付けば最終日
きょうは11時から待望のウィーンフィルの演奏会
最初はワーグナーのジークフリート牧歌
この曲はワーグナーが奥様のために(多分誕生日だったかな?)作曲した曲
朝、奥様がふと目覚めるとそこにはオーケストラの団員が彼女のためにこの曲を演奏していた!
なんて素敵なプレゼントでしょう。
そして奥様への愛情にあふれたこの曲のメロディーの美しいこと!
そして初めて聴く(正確にはオペラに次いで2回目)ウイーンフィルの音の美しかったこと!
次は
フレミングのソロで
R.シュトラウスの4つの最後の歌
これも美しい曲です。フレミングも静かに穏やかに、でもメロディーをなんて美しく歌うのでしょうか!
後半はウエーベルンの現代曲 打楽器の使い方が面白かったです。
そしてR.シュトラウスの死と変容
後半は初めて聴く曲ばかりでしたが思いのほか良かったです。
ウイーンフィルはもっと軽い音色を想像していましたが
思っていたより重厚な深みのある音でした。
ウイーンフィルの独特の音は「自分たちのスタイル」に強いこだわりを持っていたからといわれています。それは,
ウィーン音楽院出身の演奏家しか採用しない
女性演奏家は採用しない
使用する楽器はオーストリア製のものを貸与する
現在のメンバーによる直接の指導を受けた演奏家のみを採用する
といった基本的なルールにより守られています(ウイーンフィル世界の名曲解説より)。
何か日本の古典芸能の世界とちょっと似ているような・・。
コンサートの最後はクヴァストホフの歌曲です。
このコンサートはチケット取っていなかったのですが
Kさんのお勧めで急遽行くことにしました。
クヴァストホフはサリドマイド障害のため四肢の異常があり
身長も隣のピアニストの約半分くらいしかありません。
いすに腰掛けて歌います。
シューベルト歌曲
ムソルグスキー歌曲“死の舞踏と歌”
シューマン歌曲 リーダークライスなど
圧巻はムソルグスキーです。
歌詞を読む暇がなくてほとんど基礎知識なく聴きましたが
聴いているだけで悲しみが満ちてくるような歌というか語りかけでした。
歌の語源はうったう(訴える)という話を聞いたことがありますが
まさにうったう でした。
合間にドイツ語でお話されるのですが
軽く笑いを取っておられ人柄も温かく素晴らしい方とお見受けしました。
Kさんの話では
“エレベーターでボタンを押すこと以外のことは何でも自分でできる”
と常におっしゃっているようで
美しくよく響く声とともに心に深く残り
最後のコンサートにふさわしい内容でした。
時差ぼけもほとんど抜けて今日くらいからパワー全開
11時からモーツアルテウムでモーツアルトマチネーを聴きました。
交響曲25番から始まって
K453のピアノコンチェルトをコチシュの弾き振りで
後半はアイネクライネナハトムジークと交響曲40番
ト短調→ト長調→ト長調→ト短調という流れですね。
オーボエの音が信じられないほど美しくて
そしてオーケストラのそれぞれの楽器の音がクリアーに良く聞こえ
それでもトータルのバランスが美しく
心から楽しめました。
20時から内田光子さんのリサイタル
シエーンベルグの曲の後に
ベートーベンのソナタ28と29
初めて内田光子さんの演奏を聴きましたが
恐ろしいほどの集中力を最初から最後まで保って
1フレーズ、1音までもが意味を持つ音楽に仕上がっていて
感動を通り越して驚愕してしまいました。
まるでひょうが獲物を狙うように 正確でしなやかな動き、
その音が頭の中でずっと鳴っていて
部屋に帰ってからもなかなか寝付けないほどでした。
写真は街中を走っている馬車です。
馬もかわいいしとっても絵になるし素敵なのですが
困ることもあります。
馬も生き物なので信号待ちの間に当然のことながら自然が呼ぶのです。
画像をよく見ていただくとそのあたりがしっとりと濡れているのがお分かりいただけると思います。
今日のコンサートはフィガロの結婚です。
毎年斬新な演出が賛否両論議論のあるところです。
オペラの舞台は豪華絢爛、夢の世界と言う期待を裏切り
服装も実にシンプルです。
フィガロも最初トレンチコートを着て登場です。
女性陣も黒っぽい地味なドレスで
その辺の声楽の発表会の方がよっぽど派手です。
今年も天使が登場し
いろいろな場面で絡んでいました。
もちろん演技だけでせりふは無しです。
笑えたのは伯爵はこの天使に肩車で乗っかられ絡まれつつ
しゃがんだ状態からよいしょと立ち上がりながらも
めげずにアリアを歌うのですが(さすがプロ!)
この時の拍手が一番多かったです。(力技、一本!)
この演出は笑いを取るため?
それとも必然性がある?
それを考えるためには
この天使についての解釈が必要なのですが
も一つわからなかったんですね。
最初の方は
時間や感情を支配するような形で出てきますが
もろに絡むようになり
そしてだんだん攻撃的になっていきます。
プログラムの配役表では
ケルビーノではなくケルビームとなっています。
そのへんがヒントなのかも?
そういえば服がケルビーノに似ていたような・・。
単にキューピッドかと思えるようなところもありですが。
