もうちょっとでこのテンプレートが似合う季節がやってきます。テンプレート変更サボってる間に1年が・・
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
久しぶりにバッハを練習していると昔のことがいろいろと思い出されます。
最初にレッスンでバッハを弾いたのは小学校5年生の時
小学校3年までを東京で過ごし
4年生の頭に関西に引っ越し
1年間は高校で音楽を教えていた遠縁にあたる先生に習い
その先生の勧めで5年生からとある音大の先生に習い始めたのでした。
結局その先生の教えるピアノが好きになれなくてピアノをやめちゃうことになるのですが(中1の最初)
最初のレッスンが終わってすぐにある楽譜を取り出されました。
春秋社版 バッハIV でした。
それまで全音や音友の楽譜しか使っていなかったので
箱に入ってしかも油紙のようなもので包まれた楽譜は子供にも高級に見えました。
今は春秋社版の楽譜は白い表紙ですが この時手渡された楽譜の表紙は黄色(これを言うと歳がばれる!)でした。
最初に弾いたのがこれ
子供心にも今まで弾いてきた曲と違う~と感じた曲でした。
数曲小品を弾いたのちインヴェンションに突入。
ポリフォニーの難しさと楽しさにはまりました。
このころはひたすらテーマや対主題探しをして色鉛筆で楽譜を線だらけにしていました。
中学受験で1年お休みしたのち
中1で再開するも運動系クラブで体力使い果たしピアノ弾く余裕もなくなり
また先生のレッスンも楽しくなくて何の迷いもなくピアノをやめました。
そして中2になり体力的に余裕ができたところでまたレッスンに通うことになりました。
音大の先生はこりごり‥‥ということで
担任の先生の紹介で割と気楽なレッスンに通いました。
そこで再びインヴェンションの2声、3声をして
平均率は難しいからねとお預けを食って
そのまま20歳でピアノをやめるまでバッハを弾くことはありませんでした。
大人になってピアノを再開するまでの10数年の間に
お預けを食った平均律が無性に弾きたくなってピアノを再開しました。
再開した先生に最初にお願いしたのが
”平均律を教えてください”ということ。
最初のレッスンは平均律1巻の11番とドビッシーの帆でした。
そのあと平均律1巻のほとんど
フランス組曲、イギリス組曲、パルティータ、イタリアンコンチェルト、トッカータ
などを弾いた後平均律の2巻に進みました。
この間、バッハと他の作曲家もう1曲と言うレッスンでした。
もう1曲はドビッシー、ベートーベン、ラフマニノフ、シューマンなどでしたが
バッハ以外はあまり練習せずバッハばかり弾いていいて楽譜も持たずに行って
いつも”もう1曲はいつもってくるの?”と聞かれていました。
”あ~、そのうちに~”と笑ってごまかしていました。
現在の先生になって弾いたのは平均律が2曲だけ
今弾いているトッカータはほんとに久しぶりと言った感じです。
現在の先生になって初めてバッハが旋律の横の流れだけでなくて
どんなに素敵な和声から構成されていることを知った次第です。
今弾いているトッカータは
10年以上前のNHKの番組で
鈴木弘尚氏がまだ高校生の頃生徒として出演しレッスンを受けていた曲です。
それ以来この曲が好きになりました。
この番組は他にも上原彩子氏や後藤正孝氏、上原ひろみ氏なども出演していました。
講師はヴェーラ・ゴルノスターエヴァ教授でした。
現在活躍中の上原ひろみ氏動画
http://www.youtube.com/watch?v=-HcKrd3K8_A
この曲は次回練習会に弾くつもりで練習中です。
発表会に弾くかどうかはまだ考え中です。
最初にレッスンでバッハを弾いたのは小学校5年生の時
小学校3年までを東京で過ごし
4年生の頭に関西に引っ越し
1年間は高校で音楽を教えていた遠縁にあたる先生に習い
その先生の勧めで5年生からとある音大の先生に習い始めたのでした。
結局その先生の教えるピアノが好きになれなくてピアノをやめちゃうことになるのですが(中1の最初)
最初のレッスンが終わってすぐにある楽譜を取り出されました。
春秋社版 バッハIV でした。
それまで全音や音友の楽譜しか使っていなかったので
箱に入ってしかも油紙のようなもので包まれた楽譜は子供にも高級に見えました。
今は春秋社版の楽譜は白い表紙ですが この時手渡された楽譜の表紙は黄色(これを言うと歳がばれる!)でした。
最初に弾いたのがこれ
子供心にも今まで弾いてきた曲と違う~と感じた曲でした。
数曲小品を弾いたのちインヴェンションに突入。
ポリフォニーの難しさと楽しさにはまりました。
このころはひたすらテーマや対主題探しをして色鉛筆で楽譜を線だらけにしていました。
中学受験で1年お休みしたのち
中1で再開するも運動系クラブで体力使い果たしピアノ弾く余裕もなくなり
また先生のレッスンも楽しくなくて何の迷いもなくピアノをやめました。
そして中2になり体力的に余裕ができたところでまたレッスンに通うことになりました。
音大の先生はこりごり‥‥ということで
担任の先生の紹介で割と気楽なレッスンに通いました。
そこで再びインヴェンションの2声、3声をして
平均率は難しいからねとお預けを食って
そのまま20歳でピアノをやめるまでバッハを弾くことはありませんでした。
大人になってピアノを再開するまでの10数年の間に
お預けを食った平均律が無性に弾きたくなってピアノを再開しました。
再開した先生に最初にお願いしたのが
”平均律を教えてください”ということ。
最初のレッスンは平均律1巻の11番とドビッシーの帆でした。
そのあと平均律1巻のほとんど
フランス組曲、イギリス組曲、パルティータ、イタリアンコンチェルト、トッカータ
などを弾いた後平均律の2巻に進みました。
この間、バッハと他の作曲家もう1曲と言うレッスンでした。
もう1曲はドビッシー、ベートーベン、ラフマニノフ、シューマンなどでしたが
バッハ以外はあまり練習せずバッハばかり弾いていいて楽譜も持たずに行って
いつも”もう1曲はいつもってくるの?”と聞かれていました。
”あ~、そのうちに~”と笑ってごまかしていました。
現在の先生になって弾いたのは平均律が2曲だけ
今弾いているトッカータはほんとに久しぶりと言った感じです。
現在の先生になって初めてバッハが旋律の横の流れだけでなくて
どんなに素敵な和声から構成されていることを知った次第です。
今弾いているトッカータは
10年以上前のNHKの番組で
鈴木弘尚氏がまだ高校生の頃生徒として出演しレッスンを受けていた曲です。
それ以来この曲が好きになりました。
この番組は他にも上原彩子氏や後藤正孝氏、上原ひろみ氏なども出演していました。
講師はヴェーラ・ゴルノスターエヴァ教授でした。
現在活躍中の上原ひろみ氏動画
http://www.youtube.com/watch?v=-HcKrd3K8_A
この曲は次回練習会に弾くつもりで練習中です。
発表会に弾くかどうかはまだ考え中です。
PR
2月も後半に入ったというのに今年の初レッスンでした。
先生も超多忙で土日にレッスンを入れていただくのは至難の業になってきました。
今日も午前のレッスン
行きの電車で前回レッスンの録音を聞いて何とか曲を思い出すことができました。
今日も前回に引き続きバッハとマスカーニの予定
バッハ 羊は柔らかに草を食み
http://www.youtube.com/watch?v=OTcTx1gPim4
マスカーニ アヴェマリア
http://www.youtube.com/watch?v=voij0540vWk&feature=related
先生のお宅に伺う前にお気に入りのパン屋さんに寄りました。
レッスン後に先生と一緒に食べようとお気に入りパンを購入。
その時ふと気づくとバックに流れていた曲がマスカーニのアヴェマリアだったのでびっくり。
BG風に編曲されてはいましたが偶然ってあるものですね。
レッスンはメソッド上がり
曲は2曲ともまだまだでした。
どちらも大好きな曲なのでいつまでも歌っていたいので歓迎です。
今日バッハのレッスンで言われたこと
転調繰り返していくところで
和音進行を理解してつかまえて声を器楽的に感じるようにと
ここは構成がとても大切ですということです。
楽譜を良くみると
歌より先に伴奏が一拍早く転調の和音を弾いている箇所がいくつか
それをそのまま歌うのではなく和音構成を感じて歌わないと
いつも言わているように
”何やってるかよくわからん”音楽になってしまうのです。
感じて歌う。
でも実際にどう歌うのかはなかなか難しいところがあります。
しばらく悩みながら練習してみます。
先生も超多忙で土日にレッスンを入れていただくのは至難の業になってきました。
今日も午前のレッスン
行きの電車で前回レッスンの録音を聞いて何とか曲を思い出すことができました。
今日も前回に引き続きバッハとマスカーニの予定
バッハ 羊は柔らかに草を食み
http://www.youtube.com/watch?v=OTcTx1gPim4
マスカーニ アヴェマリア
http://www.youtube.com/watch?v=voij0540vWk&feature=related
先生のお宅に伺う前にお気に入りのパン屋さんに寄りました。
レッスン後に先生と一緒に食べようとお気に入りパンを購入。
その時ふと気づくとバックに流れていた曲がマスカーニのアヴェマリアだったのでびっくり。
BG風に編曲されてはいましたが偶然ってあるものですね。
レッスンはメソッド上がり
曲は2曲ともまだまだでした。
どちらも大好きな曲なのでいつまでも歌っていたいので歓迎です。
今日バッハのレッスンで言われたこと
転調繰り返していくところで
和音進行を理解してつかまえて声を器楽的に感じるようにと
ここは構成がとても大切ですということです。
楽譜を良くみると
歌より先に伴奏が一拍早く転調の和音を弾いている箇所がいくつか
それをそのまま歌うのではなく和音構成を感じて歌わないと
いつも言わているように
”何やってるかよくわからん”音楽になってしまうのです。
感じて歌う。
でも実際にどう歌うのかはなかなか難しいところがあります。
しばらく悩みながら練習してみます。
職場の緩和病棟にK学院大管弦学部の有志が演奏に来てくれました。
編成は弦4人管5人で患者さんを疲れさせないため短時間のコンサートでした。
20歳前後の若者のエネルギーがホールにあふれそうに満ちていて楽しいコンサートになりました。
先日その病棟でお母様を見送ったばかりの学生さんが気丈に演奏されておられてその強さに感動しました。
緩和病棟のコンサートと言えばどうしても思い出すのが
もう亡くなって10年以上になるいっしんのことです。
いっしんについては何回か書いていますが余命3か月の宣告を受けてもなお懸命に生きた記録がこれです。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AB%E6%9C%9F%E3%81%8C%E3%82%93%E5%AE%A3%E5%91%8A%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%A8%E3%82%81%E3%81%A6%E2%80%95%E5%A5%B3%E6%80%A7%E5%A4%96%E7%A7%91%E5%8C%BB%E3%80%8C%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%97%E3%82%93%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%81%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8-%E7%9F%B3%E6%9C%AC-%E5%B7%A6%E6%99%BA%E5%AD%90/dp/4899851138
いっしんがホスピスに転院したのちのことですが
ボランティアのコーラスグループが今日のように病棟でコンサートを開いてくださいました。
その日コーラスを聴きながら、もうすぐ別れがやってくる事実が胸に迫ってきて
私は最初から最後まで涙が止まりませんでした。
その日歌ったサイマライズは美しくて大好きな曲ですがもう歌うことができません。
http://www.youtube.com/watch?v=K_dCNrQBXRg
(画像は悪いですがこんな曲です)
編成は弦4人管5人で患者さんを疲れさせないため短時間のコンサートでした。
20歳前後の若者のエネルギーがホールにあふれそうに満ちていて楽しいコンサートになりました。
先日その病棟でお母様を見送ったばかりの学生さんが気丈に演奏されておられてその強さに感動しました。
緩和病棟のコンサートと言えばどうしても思い出すのが
もう亡くなって10年以上になるいっしんのことです。
いっしんについては何回か書いていますが余命3か月の宣告を受けてもなお懸命に生きた記録がこれです。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AB%E6%9C%9F%E3%81%8C%E3%82%93%E5%AE%A3%E5%91%8A%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%A8%E3%82%81%E3%81%A6%E2%80%95%E5%A5%B3%E6%80%A7%E5%A4%96%E7%A7%91%E5%8C%BB%E3%80%8C%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%97%E3%82%93%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%81%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8-%E7%9F%B3%E6%9C%AC-%E5%B7%A6%E6%99%BA%E5%AD%90/dp/4899851138
いっしんがホスピスに転院したのちのことですが
ボランティアのコーラスグループが今日のように病棟でコンサートを開いてくださいました。
その日コーラスを聴きながら、もうすぐ別れがやってくる事実が胸に迫ってきて
私は最初から最後まで涙が止まりませんでした。
その日歌ったサイマライズは美しくて大好きな曲ですがもう歌うことができません。
http://www.youtube.com/watch?v=K_dCNrQBXRg
(画像は悪いですがこんな曲です)