[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
NHKBShiで山野井泰史妙子夫妻のグリーンランド未踏の1300mの大岩壁に挑む模様が放送されました。
山野井夫妻は2002年ネパールのギャンチュ・カン登攀後雪崩に巻き込まれ
泰史が指10本を 妙子氏が18本を凍傷で失うと言う事態に遭遇しながらも
その後リハビリ、トレーニングを積んで第一線に復帰されました。
ヘリでいい岩壁はないかな~と探しに行くところ
思い通りの岩壁を見つけたときの泰史氏の表情は宝物を見つけた少年そのものでした。
クライミングは指の力が命
その指を失って半分以下の握力で自分の体重を支えながら登っていくのです。
テレビの画面を見ているだけでも恐ろしくなる光景でした。
登攀の最終日は27時間ぶっ続けで行動
一つのミスが簡単に死につながるような状況において
人間の集中力、体力、気力すべてがこれほど持続できるとは
もはや人を超えた人としか言いようがありません。
自分が何と生ぬるいところで生きているのか、とそんな気にさせる番組でした。
泰史氏が
最も重要なのは体力や技術ではなく強いモチベーション
と言うようなことを最後に言われていました。
こういう言葉を聞かされると自分のエネルギーも全開になるのを感じます。
http://www.evernew.co.jp/outdoor/yasushi/yasushi4.htm
泰史氏のブログですが
写真が美しいです。是非ご覧下さい。8月28日の欄です。
今日は早起きをしてザルツカンマーグートを訪れました。
まず訪れたのはハルシュタット湖ですがダッハシュタイン連峰を仰ぎ見ることができます(写真)。
頂上近くに雪渓が見えますが地球温暖化の影響で年々小さくなっているそうです。
この光景に圧倒された次は
ハルシュタットと言う美しい町で湖畔の散歩を楽しみました。
その帰りにバートイシュル、ザンクトギルゲンなど車の中からですが光景を楽しみました。
今日の運転手さんはザルツブルグに生まれ育ったと言う人で
この国を誇りに思うと言われていました。
モーツアルトは好きか?
と聞かれたので
好きだと答えると
CDを次から次へとかけてくれ
魔笛のアリアを歌いまくっていました。
4歳から登山をはじめ10歳でハルシュタット湖から見得る先鋭なピークを踏破したとか・・。
文字通り音楽と山の世界の人でした。
今日のコンサートはまずカメラータザルツブルグの演奏会
友人一押しの歌手シェーファーの さすらう若人の歌 から
19時半からのコンサートでしたが
はしごをして前半聴いて
21時からポリーニのコンサートに
ポリーニのコンサートはインターネットで検索していたのですが
曲目がなかなか発表されず
現代音楽?と思ってチケット取らなかったのですが
今日昼の時点でチケットがまだ完売でない、しかもシューマン、ショパンプログラムというのを聞き急遽買いに行きました。
こちらのコンサートは後半だけだと入れてくれないと言うので
シェーファーの方を前半だけにしました。(なんてもったいない!)
この交渉、問い合わせは皆ドイツ語が堪能なKさんがしてくれ
シェーファーの前半終了後急げばポリーニに間に合うと言う情報も彼女がすべて聞いてくれました。
ポリーニの曲目は
シューマン、クライスレリアーナ
ショパン、バラード2、スケルツォ3、英雄ポロなどで
大好きな曲ばかり
ただ21時からというのは日本では深夜4時からと言う時間帯なので
この日は昼間大いに活動したこともあって眠気が襲ってきて困りました。
登山と言うような大げさなものではなく
自分の庭のようなもの 摩耶山に登ってきました。
朝寝をゆっくりした後
11時の新神戸駅の裏の登山道を出発
春というより初夏のような今日の気候
いい汗をかいてきました。
コースは市が原からツエンティクロス、桜谷道を経て山頂と言うコース。
市が原、ツエンティークロスまでは人気のコースですが
桜谷道を登る人は少なく こんなにさわやかな道なのに人気のないのはなぜ?
新緑は感動するほど美しく
山吹や山桜が美しく咲いていました。
空気もおいしく水音もさわやか、
ほんの数時間の山歩きですが思い切りリフレッシュできました。
摩耶山、六甲山、そして裏六甲の山々
神戸にはすばらしい山がたくさんあってうれしい限りです。
ほんとに久しぶりの山歩き
昨日の時点で今日は雨と言う予報
だめかもねと思っていました。
早朝雨が少し降っていてこれはだめでしょうともう一寝入り
起きたらもう9時 そして何と快晴!
友人に電話して集合時間を30分遅らせてもらい
11時に新神戸から登り始めました。
意外に寒くなくて前半は半袖で歩けたくらい。
市が原からトェンティクロス
いつも曲がる黒岩尾根分岐を越え
森林植物園分岐を越え
お目当ての桜谷に向かって進みます。
桜谷道はいつもながらほとんど歩いている人もなく
優雅な山歩きが出来ました。
川の流れる音に耳を澄まし
落ち葉踏むさくさくした音に耳を澄まして
森林から発する香りを胸いっぱいに吸い込んで帰ってきました。
摩耶山ロープーワイ乗り場で雨が降り始め
グッドタイミングと胸をなでおろしました。
山はやっぱりいいです。
ほんの数時間の山歩きでしたがずいぶん元気になりました。
昨日、何気なくテレビをつけると日本の名峰という番組をやっていました。視聴者の投票で日本の名峰50が選ばれそれを紹介すると言う内容でした。われらが六甲山が50の中に入っていたのは とてもうれしく思いました。幼稚園のころから多分100回以上は登っただろう六甲山、ルートも豊富、それぞれの登山道から見える風景も、そして自然も美しい。夏山を目指すときにはまず春からこの山でトレーニングを開始します。最初はゆっくりとまず摩耶山か六甲山を、徐々にルートを延ばし仕上げは菊水、鍋蓋、天狗を経て摩耶山というルートを荷物を背負って登ります。
一昨年大雪旭岳に登った時、山頂で一緒になったパーティに君たちどこから来たの?と聞かれ、兵庫県と答えると、いかにも関東から来たと言う感じの東京弁で “兵庫県?だめだな。名山ないじゃーん”と言われ かちーんと来て “六甲山というすばらしい山があるんですよ” と言ったのを覚えています。彼らにとって名山とは深田久弥さんの百名山のことだったのです。彼らは頂上を踏んだらもう意味はないとでも言うように 明日は羊蹄山を目指すと そそくさと来た道を下りて行かれました。私たちは層雲峡まで縦走したのですがその道のすばらしかったこと! ピストンでは味わえない感動が縦走にはあります。百名山がブームになってからこのパーティーのように百名山の頂上を踏むことだけを目標に登っているような登山者を多く見るようになりました。確かに百名山にはすばらしい山が多いと思います。しかしそれ以外にもいい山は多く、また縦走もピストンの数倍感動的であることを知っていただきたいと思います。
北岳に登った時も多くの登山者は北岳で下りていかれますが、塩見岳までの縦走(ほんとに歩いている間に誰にも合わないほど人気がない)がとても楽しかったです。熊の平小屋も北岳肩の小屋と比べようないほどすいていて快適でした。縦走の楽しさはルートから見える風景の移り変わりでしょう。北岳の山頂から小さく帽子のように丸く見える塩見岳が歩くにつれて大きくなって行くのも当たり前だけれどわくわく感動します。
