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もうちょっとでこのテンプレートが似合う季節がやってきます。テンプレート変更サボってる間に1年が・・
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なぜかこの季節無性に本が恋しくなります。
学生の頃、試験が迫ると本が読みたくなったのと同じで
発表会前の多忙なこの時期だから読みたいのかもしれません。
この1ヶ月に読んだ本
栄光なき凱旋 新保裕一
繋がれた明日 新保裕一
連鎖 新保裕一
卵の緒 瀬尾まいこ
重力ピエロ 伊坂幸太郎
できれば晴れた日に 自らのがんと戦った医師とそれを支えた主治医たちの思い 板橋繁

などです。
新保裕一氏については最初にホワイトアウトを読んだ時から注目している作家です。
壮大なテーマについて書いているのにひきつける力がすごくて読み出すと止めることができません。
”栄光なき凱旋”は太平洋戦争開始後のアメリカとハワイの日系人の様子を描いています。
アメリカ本土における日系人が受けた苦難についてはマンザナール収容所などの情報を知っていました。
しかし
真珠湾攻撃を受けたハワイでの日系人についてはあまり知りませんでしたが
大変な思いをされたことは容易に想像できます。
この本の最終章を読みながら涙止まりませんでした。
”繋がれた明日”は東野圭吾氏の”手紙”に通じるものがあります。
不幸にも犯罪を犯してしまった者の立場で書かれています。

瀬尾まいこ氏の本ははじめて読みました。
昭和49年生まれの若い作家です。
”卵の緒”という題名がなぞめいて不思議ですがすてきな小説でさわやかな読後感が楽しめます。

伊坂幸太郎氏の”重力ピエロ”も知らなかったけれど映画にもなっているんですね。
直木賞候補にもなったミステリー
少し重いけど文句なしに面白い本です。

”できれば晴れた日に 自らのがんと戦った医師とそれを支えた主治医たちの思い” 
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8C%E3%81%B0%E6%99%B4%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%97%A5%E3%81%AB%E2%80%95%E8%87%AA%E3%82%89%E3%81%AE%E7%99%8C%E3%81%A8%E9%97%98%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%82%92%E6%94%AF%E3%81%88%E3%81%9F%E4%B8%BB%E6%B2%BB%E5%8C%BB%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%84-%E3%81%B8%E3%82%8B%E3%81%99%E5%87%BA%E7%89%88%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9D%BF%E6%A9%8B-%E7%B9%81/dp/4892696757/ref=pd_bxgy_b_text_b
はとても重い本です。
板橋繁氏は2007年に永眠されましたが地域の中核病院で呼吸器内科医として働いていた医師でした。
この本に興味を持ったのは
ある人のブログで この作者が
”なぜ、かくも卑屈にならなければならないのか こんな患者ー医療者関係でよいわけがない”と言う本を書かれた人だと言う事を知ったからです。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%82%82%E5%8D%91%E5%B1%88%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%91%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B/dp/4892696412/ref=pd_bxgy_b_text_b
この本は野笛涼というペンネームで書かれています。
そしてこの本の中にはある患者の話と言う事にして ご自身のがん再発の体験も語っておられます。
癌が再発してご自分の余命を知って書かれた本なのですね。
この2冊を読むと板橋先生がどうしても書きたかった事が伝わってきます。






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朝のFMではシューベルトのピアノ・ソナタ 変ロ長調 D.960が流れていました。
シューベルトの中期のソナタも好きな曲がいっぱいありますが
後期の3曲は特別な思いがあります。
この3曲は死ぬ2ヶ月前に書かれた曲ですが暗さや苦悩を感じさせません。
どの曲もあまりにも美しくて卒倒しそうになります。
人間の暖かさ、優しさに満ちあふれていてベートーベンの最後の数曲のソナタを思い起こさせます。
その3曲の中で特に好きなのがこの21番(D960)です。
いつか絶対弾きたいのですが
難点は長い事で
全楽章弾くと40分くらいかかります。
(1楽章だけでも15分)
あと19番(D958)の終楽章
20番(D960)の終楽章も好きです。

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珍しく土日とも予定のない週末となりました。
この土日くらいしっかりピアノの練習とか思っていましたが
実家に泊まってきました。
いつもはJRで帰ることが多いのですが
今回は買い物のついでに阪急で帰りました。
阪急電車は中学高校大学と通学でずっと乗ってきたので
今でもこの電車に乗ると懐かしくなぜかほっとします。

とある駅から2週間後の発表会の会場が見えてちょっとどきどきしました。
そして とある駅では中学の頃からピアノのレッスンに行っていた場所
(もう先生は亡くなられて、家も取り壊されてマンションが建っていましたが)
が見えたりして沿線風景をぼ~っと眺めていました。

三ノ宮駅で下りて食料品だけ買うつもりが
ちょっと予定変更してバーゲンへ(この夏初)
半額セールのものを数点買いました。

うろうろしているうちに帰宅は夕方に
今から練習します。

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数年前の中学高校の同窓会で10数年ぶりに再開してから時々誘ってくれる友人が
暑い事やし元気出そーぜ
と食事に誘ってくれました。
今日は明石海峡大橋を正面に見るとある場所で
まずゆったりと食事
そしてほんとに何年ぶりでしょうか
カラオケに行きました。
今日の相棒は4つの大学で教えていますが
”学生と行くと歌う曲に困って”と言う事で
今日は思い切り2人で古い曲を歌いまくり~~。
週の真ん中で明日も仕事なのに思い切り遊んでしまいました。
食事の時
仲居さんが
”生ビール3杯目からは半額になります”と言われたので
”イや~そんなには飲まないと思いますよ”
と言いながら
3杯目まで行ってしまった私です。
(4杯目遠慮しました)

今日面白かった話題
その相棒にとって人生で一番つらかった経験はなんと
中学時代、所属していた運動部の合宿(1年生のとき)だそうで
毎日泣きくらしていたそう・・
そんなにつらかったら逃げて帰ったらよかったんじゃ
と言うと
それがどうしても逃げられなかったと。
場所は学校の体育館だったから
よく考えたらいつでも帰れたんだけど子供やったんやね~
と言っていました。
よく考えたら運動とか好きじゃなかったのに何で入ったんかわからんし・・
とも。

でも
運動部の合宿が人生で一番つらい経験って
それ以後とってもいい人生を送ってきた事という意味じゃ?
と言うと
素直に肯定していました。
そういう素直なところがとてもすてきな人です。

また遊びましょう。




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夜半の大雨、
爆睡自慢の私でも目が覚めました。
大雨で加古川の水量が増したため今日の加古川花火大会は中止とのことです。

いよいよあと3週間
レッスンも今日を入れて2回となってしまいました。


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