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先生が超多忙なため約2ヶ月ぶりのレッスン
先生のスケジュールを聞いたらあまりのタイトさに絶句してしまいそう
本番が目白押しで、当然ながらそのリハーサルと練習でほぼ週末は全滅。
今日も私のレッスン後にまだ2団体の指導に場所を変えて行かれるとのこと。
その忙しい中をレッスンしてもらえるほど練習できていたのならいいのですが
申し訳ない思いで出かけていきます。
まず
前回レッスンで駄目出しされたところができる様になると言う目標の前に
前回レッスンで言われたことを思い出す
と言う作業から入らねばなりません。
この作業をするのがいつもレッスン前夜(しかも深夜)
途中で眠気が襲ってきて寝てしまいました。
そんな訳で今日もメソード以外の上がりは無し
前回と同じ箇所で同じ駄目出しされるところがいっぱいありましたが
先生は今日もいつもどおり優しくレッスンして下さいました。
夕食は友人お勧めの京野菜のおいしいお店に
最近野菜にはまっているもので楽しみにしていましたが
予想通りおいしい野菜でした。
賀茂茄子、キューリ、ミズナ、トマト
例外なく味が濃厚でした。
特にミズナがおいしくて聞いてみると
売っているミズナは水耕栽培(そういえばスポンジつけて売ってます)ですが
このミズナは土壌で育てているので味が濃いということでした。
昨日は一日遊びまくったので今日は早起きして練習してから行きました。
リストため息から弾きましたが
もうちょっと、と言われてから長いのですが
今日ももうちょっと、と言われまたまた丸をもらえませんでした。
難しいところで手が硬直して音が硬くなり
分散和音は全部の音が聞えてこない、
抜くべき音が抜けない(しょっちゅう言われる)
そしてその後のレッスンで
言われたことができずに長々と時間を費やして
できない自分に腹が立って腹が立って・・。
時間がほんの少し余ったのでもう1曲と言われ
サンサーンスを弾きました。
もう次の方が入って来られていました。
この曲は弾き始めるとどうしてもテンポが上がってしまい
自分の不可能領域に入ってしまいます。
そして一旦早くなると恐ろしいことに戻せる箇所がないのです。
1ページ目の終りですでに不可能領域に達していました。
あとは・・
サンサーンスと言うよりは ガンガーンス って感じになっちゃいました。
次席でお待ちの方がびっくりして楽譜をどさっと床に落とされました(笑)。
音が硬い
ゆっくりな曲は多少柔らかい音が出せるようになったけど
こういう速い曲になると全然音が硬くなる
と
何年やってもあかんなあ、と今日はかなり憂鬱な気分で帰ったのです。
いつもはその日に聞くレッスンの録音も今日は聞かずに
その代り
明日山に行くことにして急遽友人に電話する私でした。
昨夜は豪雨だったようで
夜は爆睡の私も久しぶりに雨音で目が覚めました。
そして今日、梅雨の中休みかレッスンに向かう時は雨がやんでいましたが
帰り道は雨でした。
今日はベートーベンのテンペストを見てもらう予定で準備していましたが
3楽章は駆け込み譜読みで
昨日やっと通せるくらいになった程度でしたが
とりあえず思い切って全楽章弾くことにしました。
1楽章は以前の先生のところでレッスンしてもらったことがあり
きっと色々な違いがあるだろうと思われました。
良く問題になる21小節から交差で弾くかどうかですが
以前の先生はそのまま
今日のレッスンでは交差で弾きました。
交差させずに弾くと23小節の2拍目でペダルを変えられるので
濁らせずに弾ける、ということで以前の先生は非交差を勧められたのだと思います。
あと134小節目からのペダル踏みっぱなしの指示の部位も
以前の先生は濁らないよう細かくペダル踏みかえると言われました。
今日は楽譜どおり。
155小節の16部音符Cも以前はDで弾かされましたが今日はそのまま。
219小説からのペダル踏みっぱなしの指示も同様でした。
ここ踏みっぱなすと “もあもあ”になってしまうんですけど・・。
2楽章は苦手系です。
左手のスタカートをどう弾くか右手のレガートのメロディーが入ってからが難しいです。
全部スタカートで弾けるはずと言われましたが
切ったあと一瞬でペダル踏んで右手のメロディーをつなぐのはかなり難度が高そうです。
3楽章は昨日まで今日弾くかどうか迷っていたほどの完成度なので
止まったり音探したりしながら弾いてしまいました。
これもどうペダルを踏むかかなり悩んでいました。
1小節目の右手Dは8部音符にスタカート、そして左手のバスは大切な音のはずなのに16部音符で書いてあります。
とすると1泊目でペダルは踏んでその踏み変えは左手のAかと思いましたが
先生は2拍目のDでと言われました。
そこで踏みかえると右手Dが8部音符の長さになりスタカートにならないのでは?
と質問しましたが
そのスタカートは短くなくていいと言う答えでした。
確かにCDで聴く演奏はペダル長めです。
ケンプの演奏
http://jp.youtube.com/watch?v=LfjD-DQ5REk&feature=related
最近注目しているファジルサイの演奏
http://jp.youtube.com/watch?v=1fMX-IN569o&feature=related
午前は歌のレッスン
新曲が2曲あったので珍しく早起きして練習してから出かけました。
今日は蒸し暑くて歌っていると汗ばむ陽気で
早起き練習の甲斐がありトータルで3曲上がり。
新曲パーセルのダイドーのラメントは
“どう考えても声質には合わない、人前には出せないけどレッスンにはいい”
という先生のコメント
メゾっぽい太い声で歌われる場合が多いので
“それをイメージして低いところをそういう声でまねして歌わないこと、声つぶすよ~”と
ジェシーノーマンのを聞いたと言うと
“ジェシーノーマンにはなれんわけやから無理しないようにね”とのこと。
低いところは苦手なのでついがんばってしまいやすいのです。
昼からは尺八のE先生のお宅に
そろそろ8月のコンサートの曲目も考えないと、と言うことで
候補曲を練習しました。
前回のコンサートで好評だったG線上のアリアは今回も入れることを提案。
あと
ヘンデル ラルゴ
エルガー 愛の挨拶
ドビッシー 小さな羊飼い
エルガー 夜の歌
日本古曲 今様
アメージンググレイス
などが今の候補
そしてE先生の来月のライブでもし弾けるならと
ピアソラのオブリビオンの楽譜を渡されましたが
楽譜を見て訳がわからなくなり“初見無理”とギブアップ
4/4なのにベースが付点四分、付点四分、4分
右手が8部音符8個
あとでよく考えると3+3+2=8 なので合ってるのですが
ぱっと見て混乱しました。
依然として初見だめ人間です。
こういうリズムの曲は弾いた事がないのですが
美しい曲なのでちょっと練習してみたくなりました。
http://www.youtube.com/watch?v=QB21qQj-_fY&feature=related
腱鞘炎の治療のためステロイドの注射を受けてから
親指を思い切り開いても痛んだり引っかかったりする症状は無くなりました。
ただしばらくは 無理したらあかんよと言われてるので
ピアノの練習もぼちぼちやっています。
ぼちぼちやっていてもレッスンの日は来ます。
今日のレッスン前には
5月1日にステロイドの注射を受けてそのあと3日で痛みが取れたけど
練習は1週間くらいしかできていないと言うことを先生にお話しておきました。
1週間しかなかったので
古典は捨てて
長い間レッスンに持って行ってないリストのため息とサンサーンスのトッカータを弾くつもりで、リハビリを兼ねて少しずつ練習しました。
ため息の方から弾きましたが
かろうじて弾けるくらいの難所で駄目出しされた所
テンポ前向き、イ音たっぷり、そのあと速く(私にとっては超高速)
が何回やっても言われたようには弾けず
先生は同じことを繰り返し言われ、そしてだんだん声が大きくなり
ついに思い切り怒鳴られました。
めったに大きな声を出されることはない温和な先生なので
今日はよっぽど出来が悪かったんでしょう。
というか、不器用なもんで言われたことが頭でわかっていてもすぐに出来ません。
まあ、腱鞘炎が良くなってレッスンに行けただけでも儲け物なので
久しぶりに怒られたことはドキッとしましたが
次につなげたいと思います。