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もうちょっとでこのテンプレートが似合う季節がやってきます。テンプレート変更サボってる間に1年が・・
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バッハコレギウムジャパンを率いる鈴木雅明氏のチェンバロリサイタルに行ってきました。
場所はいつもBCJのコンサートが行われる松陰のチャペルです。

”バッハしか演奏しないと思われているので、他の作曲家の作品も” と話されて
前半はルイ・クープラン、フローベルガーなどの作品を
そして休憩後は
バッハの平均律第1巻から8番
なぜかプレリュードが変ホ短調、フーガが嬰ニ短調で書かれている作品です。
春秋社版ではどちらも変ホ短調で書かれています。
前の先生の時にレッスンしてもらった際に ”なぜこんな書き方を???”と質問しましたが
結局よくわかりませんでした。
そしてパルティータの6番
この曲は大好きです。
特に最後のジーク
どこへ行くの?宇宙に飛び出すの?やっぱり帰るの?
みたいなテーマが好きです。

チェンバロの演奏は強弱もつけられずペダルもなくつなぐのも難しいはずですが
曲が盛り上がっていくところはちゃんと大きく迫ってくるように聞こえ
音楽的にはピアノの演奏と変わらないと思われました。
鈴木氏の演奏は指揮と同じくきびきびとした歯切れの良さでとても気持ちの良い演奏でした。
重苦しい雰囲気の中に光がさしてきているといった気持になることができました。

こういう時期ですので 音楽の中で一番気持ちに沿うのはバッハかと思います。

今日もらったパンフの中に鈴木氏のこんなコメントが載っていました。

~前略
このような時、音楽は自粛するべきなのでしょうか。そのような考えもあるでしょう。しかし私たちは違います。特にJ.S.バッハの音楽は、死と向かい合った時代に生まれました。このような時にこそ、当時の人々が音楽から得た慰めと励ましを、今日にも届けるべき使命が、BCJにあると考えています。
後略~
バッハの音楽は 祈りにも鎮魂にも慰めにも励ましにも希望にも聞こえます。
一日も早い復興を祈るのみです。

それにしてもカンタータ全曲演奏の偉業達成間近で超超多忙と思われるのに
ソロリサイタルまでされていてやっぱり鈴木氏はスーパーマンです。




拍手[6回]

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職場の緩和病棟にK学院大管弦学部の有志が演奏に来てくれました。
編成は弦4人管5人で患者さんを疲れさせないため短時間のコンサートでした。
20歳前後の若者のエネルギーがホールにあふれそうに満ちていて楽しいコンサートになりました。
先日その病棟でお母様を見送ったばかりの学生さんが気丈に演奏されておられてその強さに感動しました。

緩和病棟のコンサートと言えばどうしても思い出すのが
もう亡くなって10年以上になるいっしんのことです。
いっしんについては何回か書いていますが余命3か月の宣告を受けてもなお懸命に生きた記録がこれです。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AB%E6%9C%9F%E3%81%8C%E3%82%93%E5%AE%A3%E5%91%8A%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%A8%E3%82%81%E3%81%A6%E2%80%95%E5%A5%B3%E6%80%A7%E5%A4%96%E7%A7%91%E5%8C%BB%E3%80%8C%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%97%E3%82%93%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%81%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8-%E7%9F%B3%E6%9C%AC-%E5%B7%A6%E6%99%BA%E5%AD%90/dp/4899851138

いっしんがホスピスに転院したのちのことですが
ボランティアのコーラスグループが今日のように病棟でコンサートを開いてくださいました。
その日コーラスを聴きながら、もうすぐ別れがやってくる事実が胸に迫ってきて
私は最初から最後まで涙が止まりませんでした。
その日歌ったサイマライズは美しくて大好きな曲ですがもう歌うことができません。
http://www.youtube.com/watch?v=K_dCNrQBXRg
(画像は悪いですがこんな曲です)




拍手[2回]


自然に恵まれた町(田舎ともいう)で開かれた住民参加型コンサートで弾いてきました。
今日は午前が子供の部50組
午後は大人の部(中学生以上)20組
合計70組が素晴らしいピアノの虜になりました。

受付を済ませるとまだ子供の部が終わっていなかったので
ホールに入って少し聞いていました。
一番後ろで聞いていたのですがピアノの音は自然でとても心地良い響きです。

今日はなんと名古屋からMちゃんが演奏を聴きに来てくれました!
MちゃんはMちゃんの親友いくちゃんを通して知り合った仲です。
いくちゃんはピアノと山が趣味という誰かにそっくりな方でしたが
残念ながら病魔に侵されていて数年前に向こうに渡られました。
そしてなんということでしょう。
私がホールに入ってしばらくすると
少年がドビッシーの2つのアラベスク1番を弾きはめました。
この曲はいくちゃんが入院中、紙鍵盤と楽譜を持ち込んで熱心に練習していた曲でした。
”発表会がもうすぐなので 何とかそれまでに退院したい”
といつも前向きないくちゃんは亡くなるまで悲観的な態度は一切取られませんでした。
いくちゃんの話はまたいずれ‥‥

先日小野のコンサートでお世話になった皆様も出演されていて
それぞれ素晴らし演奏を聴かせていただきました。
Iさんのリスト、大人の魅力たっぷりの演奏でした。
S先輩とMさんのモーツアルトの連弾、モーツアルトらしい楽しい演奏
(特に3楽章が素敵)でした。
またお聞かせください。
私は‥‥
練習不足で途中で戻ってしまい
頭の中でどこから戻そうか?とパズルを解くようなスリリングな演奏で
やっぱり人前で弾く前はちゃんと練習しないと痛感しました。
それでも後半は思い切りよく気持ちよく弾け
弾き終わってなんと
”ブラボー”って
Mちゃんありがとう!
写真はいただいたお花
種々雑多なものの置き場所玄関に飾りました。
ありがとう!


拍手[7回]

友人が電話かけまくってチケット確保してくれたコンサートです(感謝!)。
昨日の新聞で延期になったと知りました。
しかも日曜予定だったコンサートが火曜日に!!
仕事やりくりするっきゃない。
絶対定時に帰ります。

http://www.kobe-bunka.jp/hall/event/detail.php?id=419

小澤征爾氏、大病を克服されたあとなのに
今度は腰痛で内視鏡手術を受けられるとか。
大事にしていていただきたいと思います。

そしてこのコンサートで小澤征爾氏と共演するのが小菅優氏
前から聞きたくて聞きたくて
でもスケジュールが合わずにCDやらテレビで聞いていました。
この日はベートーベンの協奏曲1番です。
すごく楽しみ ←久々はあと

こちらの動画は4番
http://www.youtube.com/watch?v=O-Buji6qKYM

ちなみにベートーベンのピアノ協奏曲の中ではこの4番が一番好きです。
2台ピアノでいいからいつか弾いてみたい曲です。


拍手[3回]

今年最後のコンサートはこれ
バッハコレギウムジャパンのヘンデルメサイア


もう何も語らなくてもいい。
この響きの中に身を置いていることが幸せすぎて心地よすぎて‥‥

私の好きな曲が山のようにあるメサイア
このコーラスはいつか絶対に歌ってみたい。
でも
定年にならんと無理かな?

今日頭の中で一番鳴っていた箇所はトランペットのソロが活躍するここの場所
http://www.youtube.com/watch?v=Viok5IpyMgU&feature=related
余談ですが個々のソロを演奏するはずだったトランペット奏者はヨーロッパの寒波のため来日できませんでした。(寒波の影響はここにも)

アンコールは讃美歌“生けるものすべて”を鈴木優人氏が編曲したもの
アカペラで鳥肌もののハーモニーでした。
鈴木優人氏の父は鈴木雅明氏です。


拍手[2回]

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